『壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記』の概要
| 原題 | 壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記 |
| 製作年 | 2025 |
| 製作国 | 日本 |
| 監督 | 川上泰徳 |
| 時間 | 104分 |
| 配給 | きろくびと |
中東ジャーナリストである川上泰徳氏が2023年10月7日以後のパレスチナとイスラエルの状況を知るべく現地を2024年の7月から8月にかけて1か月滞在してヨルダン川西岸地区とイスラエルを取材し撮影したドキュメンタリー。
アラビア語を繰る中東ジャーナリストの川上監督が単身2024年の7月から8月にかけての一ヶ月パレスチナとイスラエルに滞在して行った取材をすべて映像に残して製作されており、編集や字幕、ナレーションまで川上監督が行っている。
通訳を介さずに現地の言葉(イスラエル側では英語)でのやり取りが可能なため、現地の人々と直に対話をしたまさに「生の声」が記録されている。
『壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記』の予告編
この映画で知ることができること
- 2023年10月7日以後の、ヨルダン川西岸地区がおかれている状況
- 占領の実態、アパルトヘイトの実情、それらを放置している国際社会の怠慢
- マサーフェル・ヤッタで暮らしている人々の想い
- イスラエルの情報統制の状況
- イスラエルで兵役拒否をして反戦の意思を示す若者の存在
- パレスチナ人と人間的な関係を築いていくイスラエル人活動家たちの取り組み
この映画の背景
アラビア語を繰る中東ジャーナリストの川上監督が単身2024年の7月から8月にかけての一ヶ月パレスチナとイスラエルに滞在して行った取材をすべて映像に残して製作された作品。編集や字幕、ナレーションまで川上監督が行っている。
通訳を介さずに現地の言葉(イスラエル側では英語)でのやり取りが可能なため、現地の人々と直に対話をしたまさに「生の声」が記録されている。
『壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記』の感想
言語的な障壁を乗り越えたまさに生の声を引き出す取材がすばらしかった。
苦しい状況に追い込まれながらも逞しく人間性を失わずに生きるパレスチナの人々の様子には心打たれるものがあった。
またイスラエルでは情報統制による無知と無関心によって壁の向こうの惨状を知らずにいる人が多い。壁の外に目を向けて虐殺の状況を知り兵役拒否というかたちで戦争を反対する若者や、パレスチナ人と人間的に友人として結びついていこうとする活動家の存在など、わずかながらも希望があるという事実を知ることができたことはただただ救いである。

『ノー・アザー・ランド』を補完する形とも言えるこちらの作品も是非観てほしい…!


